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Oracle 11g R2 インストール for Windows 2008 64bit 〜その2 デフォルトのデータベースでインストール〜

Oracle 11g R2 インストール for Windows 2008 64bit
〜その2 デフォルトのデータベースでインストール〜


0.改訂履歴

  • 2011.11.25 新規作成

1.はじめに

 事前準備が完了したら,インストール作業を行う.今回のインストールでは,Enterprise Editionを用いて,サーバ版としてデータ ベースはデフォルトの構成として作成する.


2.セットアップを実行する

 事前準備の際に展開して統合したファイルの中から,setup.exeを見つける.


 これを実行すると,Oracle Universal Installerが起動する.


 Universal Installerでは,起動時に各種環境の確認等が行われる.このコマンドプロンプト画面は,確認作業が終わったら自動的に終了し,次の様なロゴが表示 される.

3.セキュリティ・アップデートの構成とインス トール・オプションの選択


 まず最初の画面では,セキュリティ・アップデートの構成を設定する.今回は試用版でありサポートに入っていないので,ここで入力しても無駄なので,デ フォルトではチェックされているが,受け取りのチェックを外して[次へ]を選択する.


 インストールオプションでは「データベースの作成および構成」を選択する.
 このオプションでは,ソフトウェアのインストールと初期データベースの作成までを行ってくれる.ストレージ等でデータファイルを細かく分ける必要あある 場合は,データベースソフトウェアのみインストールし,別途データベースを構成した方が良い.

4.システム・クラスとGridインストール・ オプションの選択


 デフォルトではデスクトップクラスが選ばれているが,今回はEnterprise Editionでインストールを進めるので,サーバクラスを選択する.


 今回は,単一インスタンス(シングルインスタンス)でインストールを行う.

 シングルインスタンスでは,1つのインスタンス(メモリ・プロセス)でデータファイルの参照・変更が行われるが,RAC(Real Application Cluster)では複数のインスタンスで行われるという違いがある.

5.インストール・タイプの選択


 特別な理由が無い限り,[標準インストール]を選択すればよい.

6.標準構成の入力と管理パスワードの設定


 データベース本体のインストールの為の情報を入力する.管理用パスワードには,とりあえずoracleと入力してみる.


 管理用パスワードが簡単すぎると,注意メッセージが表示されているが,構わず進めてみる.


 再度確認画面がでてくるので,[詳細]ボタンを選択し,詳細を見てみるとパスワードを構成する際の条件が書かれている. [いいえ]を選択して前の画面 に戻り,再度入力する.


 この例では,前述の条件を満たす様にパスワードを入力し,注意メッセージが出ない状態で進める.

7.サマリーにてインストール条件を確認する


 これまでのセットアップ情報が表示されるので確認する.


 設定内容を確認し,良ければ[終了]ボタンを選択して設定を終了させると,インストール作業が開始される.

8.インストールの開始


 これまで設定された条件でインストールが始まる.


 今回はデフォルトで用意されているデータベースを選択したので,ファイルがコピーされている様である.


 インストールが終了した後に,関連情報が表示されている.管理リポジトリ等は後で使う事がある?ので,場所は把握しておく.

9.Oracle Configuration Manager Configuration


 データベースのインストールが終了した後,周辺ソフトのインストールが行われるが・・・・


 インストールが失敗しているが,データベース本体には影響が内容なので,今回はこれで続ける.

10.インストールの終了


 インストールが完了した事が通知されているが,前述の様に一部エラーが出ている場合があるので,ログファイルを確認した方が良い.




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