
サンマイクロシステムズ&MySQL主催のセミナーの為に,恵比寿ガーデンプレイスにあるウェスチンホテルに行って来ました.
春のMySQL祭り 2008 - Jumping to the Sun ! 到着が速かったので,机のある席に案内してもらったら,最前列,講演者が座る席の隣でした.
技術的な発見とか新しい発表があった訳ではありませんが,MySQL Enterpriseのシルバー以上だとみれるサポートサイトが,2000のナレッジのうち1000を日本語化したという事でした. 当日,こんなプレスリリースが出てきます.
MySQLの日本語環境を大幅強化し、オープンソースDBの企業レベルでの利用を促進 MySQLというといつも呼ばれるユーザ会の堤井泰志氏が,会場で簡単なアンケートとして「MySQLを利用している人」と挙手させると,半分くらいでした.
まぁ,MySQLはWebサービスでよく使われていますが,投資額を少なくしたいネット企業でよく使われているので,ベースのサーバ製品の価格が高いサンのユーザとはマッチしていないのも不自然ではないでしょう.
セミナーの最後にサンの伊藤敬氏がサンのオープンソースへの取り組みについても強調していたのですが,この人,昔BEAにいたよな〜とか思いながら聞いていました. 赤井英和ににてるのでちょっと覚えてたんだけど.
サンがオープン化したものは,古くはNFS,最近だとopensolarisとかZFS,DTrace等がありますが,opensparcという試みでは,マルチコア時代のパフォーマンス向上にも貢献していこうという事でした.
たしかに,最近のコンピュータは周波数をあげる争いを止めマルチコアなどをベースに高速化を実現していますが,ソフトウェアが追いついていないのは確かですからねぇ. これで効率の良いソフトウェアが造りやすくなると,サンにとってはメリットがでてきますね.