
MacBook Proに,VMware Fusionをインストールしてみました.
Windows2000 ProfessionalとWindows98 Second Editionをインストール.何の問題も無くインストール完了. シームレスに動作しているその様は,不思議.
FUSION自体は,かなり昔からあるx86系をMacで動作させるエミューレータで,1995年頃にはあったのじゃないかな?
Macのエミュレータでは,10年ほど前,SoftWindowsというWindows 95とかWindows 98に特化したエミューレータと,もう一歩踏み込んだVirtual PCというPC/AT互換機そのものをエミュレーションしてしまおうという2つの勢力?がありました. まぁ,もっと前にSoftPCというDOSベースのエミュレータがあったようですが.
コネクティクス社にはとても優秀なエンジニアがいたようで,Virtual PCがよく出来ていたので,SoftWindowsは開発を止めてしまいました. コネクティクスは,Virtual Game Stationなんてエミューレータも発売していて,結果的にSONYに買ってもらって発売停止をしたんだったかなぁ.
なんだか偶然二束三文くらいの値段でVirtual PC3.0を買って,Windows 98とかWindows 2000,OS/2等も動かしてみていました. なんだかんだで4.0,5,0とバージョンアップして使ってましたが,Ver6になる前にVirtual PCがマイクロソフトに買収されてしまいました.
その後は,マイクロソフト社の手によってVirtual PC 7.0まで発売されましたが,以前はRedHat等もインストールできていたのに使えなくなったので,それっきりにしていました. Windows版のVirtual PCは無料でダウンロードできるようになったのだったかな.
現在のMacの環境では,CPUがIntelになったという事で,CPUエミュレーションが不要となり,以前とは比べ物にならないくらいの速度で動作するようになり,エミュレーション業界?も活発化しているようです.
Appleが提供しているブートキャンプは,Intel Macの別パーティションでWindowsを起動するソリューションですが,Pallarel DesktopとVMwareはMacOS X上で動作するエミュレータです.
Windows 98でいうと,何もないところからインストール完了までに,たった17分でした. そして,何よりも快適に動作.さらに,昔のエミュレータでありがちな,CPUを食いまくってバックグラウンドのソフトが使えない状態にならないので,快適です.