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ブログ - わが娘を手放した日〜中国・一人っ子政策のその後〜 NHKスペシャル

わが娘を手放した日〜中国・一人っ子政策のその後〜 NHKスペシャル

カテゴリ : 
テレビ・ドラマ
ブロガー : 
ujpblog 2023/12/15 2:36
 再放送を途中から観たのだけど.とても良かった.

 チャンネルをあわせたときにはこの記事の「<子を思う親>」の部分からでした.なので前半は観てない.

わが娘を手放した日〜中国・一人っ子政策のその後〜
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pYmKbeAMO7/

 ちょうど「怖いんだよ。私のみっともない姿を見たら、娘が帰って来なくなるじゃないかと心配なんだ」の台詞のあたりから.多分日本人が平均的に想像できる範囲での普通の中国の田舎で農作業をやってる,豊かではなさそうな身なりのおっちゃんの言葉が何か引っかかった.

 中国の一人っ子政策中の21年前に生まれた4人目の子供と初めて会う.子供は男,女,女と続いて二人目の男の子を望んでいたけど4人目も女の子.出産時は出稼ぎ中で不在で,帰省したときには母親が生まれたばかりの孫をどこかに連れて行っててそのまま会えないまま.

 しょぼくれたおっちゃんだけど,現実というか娘の幸福の最大化を考えている信念がすごく伝わる.

 中国の一人っ子政策は有名だけど,投獄されつつも結局お金を払えば2人,3人と許されていたけど,資金が尽きたので4人目は捨てられたということらしい.自分に経済力さえあればという思いが強いのだろうね.

 人口減少に入った中国では逆に子供を増やすことを奨励する政策に転換しているそうだ.そういう間の悲劇という感じかな.
引用:
取材班「アメリカにいて欲しいってことですか?」

父・楊亜貴「生活水準が高いほうが娘にいいよ。この村には3000人が住み、私たちは周りから見下されてきた。貧乏で金がないから。娘がここで暮らしたら、アメリカと全く違う生活になる」

父の思いをグレイスさんに伝えた。

グレイス・ロミッグ「彼らと一緒にいたい。私たちは家族なんだから。私を手放さなければならなかったのは、とてもつらいことだったと思う。母は産後にすぐ畑で働き、父は私が手放されたことさえも知らなかった。とても悲しい現実。両親は私よりずっとつらい時代を生きてきた。両親に親孝行したい。一生働くなんてさせたくない」

グレイス・ロミッグ「家族と一緒にいたい。農業を手伝い、自分にできる全てのことをして、お金を稼ぎたい。家族に知ってほしいことがある。貧しくても、他人に見下されても、私は気にしない。周りより劣っているなんて・・・。絶対そんなことないよ」

父・楊亜貴「大丈夫だよ。泣かないで。私たちはこの環境に慣れているけど、娘には難しいと思うよ。農業をやるのは厳しい。あなたがアメリカで幸せに暮らしていれば、パパとママは何よりうれしいよ。将来、家族が恋しくなったら、いつでもここにおいで。でもアメリカに帰るんだよ」

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