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実家の登記に思う

カテゴリ : 
人生 » 相続・土地売買
ブロガー : 
ujpblog 2023/8/21 2:39
 何年か前にオカンが送ってきた,実家の登記簿謄本を,初めてよく見てみた.


 今は親戚に貸しているこの家.私が小学校3年生の時に両親が購入したもの.登記簿を見ると,農地として政府より払い下げられた土地を,住宅用として転用.8分割してその1区画を買った事になっている.


 田んぼを8区画にしているけど真ん中に私道があり,そこは8区画分の共同所有になっているので,登記の動きが色々と書いてある.

 8区画のうち2区画を使って一番大きな家を作っていたのは3つ下の有田家で,美人のおかーさんとブルー・スリーみたいな精悍なお父さん.お父さんは建設会社の社長だったけど,その家族,ある日突然消えていった.
 消えていった理由は支払い滞納して,土地・建物が大蔵省に差し押さえられたからで,登記簿に所有者移転が明確に書いてあった.
 お父さんのフルネームが書いてあったから検索したら,その後,大きな観音像の建設に関わっていたような経歴が出てきた.無事で何より.

 この区画,家を建てた直後に道沿いの入り口付近にスナックができたのだけど早々に撤退.その隣の指圧屋さんも1年経たずに閉店し,実家に戻り借家に.もう一つの入り口付近の家は,酒屋を開こうとしたけど母親がガンで闘病の末,亡くなって計画が狂ったようで酒屋の開業は10年後くらいだったな.いつも店の主人が飲んだくれてたけど,あの店主も病気になったと聞いた.もう亡くなってるだろうな.

 一番濃い付き合いのあったお隣の佐藤さんは,ダイハツに勤めていて転勤になり,私より4つ以上下の子供たちも全寮制の学校に入りそのまま帰ってこず,京都出身の奥さんだけ残っていたけど,縁もゆかりもない土地で一人暮らしするのもコスパが悪いという事で家を引き払って去ってしまいました.

 先日,土地の境界確認が来たのでお隣の元指圧屋さんの家も手放したようだ.人も所有者も多くは変わっているって事だね.

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