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ブログ - 円安の影響 心臓移植 5億円

円安の影響 心臓移植 5億円

カテゴリ : 
時事
ブロガー : 
ujpblog 2022/11/15 1:58
 なんか引っかかるな.

円安で高騰…海外での心臓移植に5億円 1歳児家族らが支援訴え
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6444679

引用:
1歳の娘の海外での心臓移植を希望する家族らが、円安の影響で手術費用が過去にないほど高騰し、5億円あまりが必要だとして支援を訴えました。

 円安になる前でも3億5000万円か..生涯賃金が2.7億円と言われているし.

 費用対効果とか...

心臓移植後の累積生存率
http://www.asas.or.jp/jst/general/number/

引用:
心臓移植後の累積生存率

国内で2019年12月31日までに心移植を受けた512人の生存率は、5年93.0%、10年89.4%、15年79.1%です。時期の違いはありますが、日本の心移植後の生存率は国際レジストリーと比較しても大変良好と言えます。

日本移植学会 2020臓器移植ファクトブック

 親として最大限やってあげたいというのもよくわかるけど,じゃぁお金が集まらなかったらどうするんだろう.自分達でできる範囲にしておいが方が無難じゃなかろうか.あまりにも金額が多いとアンチからの批判を生みやすいと思うな.

追記2023/08/25

 この5億円を集めようとしていた佐藤葵ちゃんの件,久々にテレビ報道が「一瞬だけ」あったので追跡して調べてみた.

5億3000万円の募金集まる 重い心臓病の1歳女児…海外での移植へ 2022/12/12(月) 15:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5848bd0933b61eece6e89a0c309432e7fab3291f

引用:
1歳の娘の心臓移植手術を海外でするために募金活動を行っていた家族らが、目標額の5億3000万円を達成したと発表しました。

重い心臓病を患う1歳の佐藤葵ちゃんは、アメリカでの心臓移植を目指していて11月、両親や支援者が募金活動を始めましたが、12日、クラウドファンディングや街頭募金などにより、目標額の5億3000万円を達成したとして、募金を終了すると発表しました。

円安の影響などで渡航費用が高騰する中、わずか1か月で目標額の達成となり、両親は「本日、葵の命をつなぐスタートラインに立たせていただくことができました。感謝の気持ちしかありません」などとコメントしています。

1歳葵ちゃんは渡米して心臓移植を待つ…両親「何としても無事に」費用5億円、試練の末に決断
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230330-OYT1T50141/

引用:
 葵ちゃんはこの日、清香さんとともに医療用チャーター機に乗り、米ニューヨークへ出発した。容体の急変などに備え、機内にはこれまで治療を担当してきた埼玉医科大国際医療センター(埼玉)の医師や看護師ら5人も搭乗した。

心臓移植手術がアメリカで無事終了…重い心臓病の葵ちゃん1歳、2024年春の帰国めざす 費用高騰も募金集まる
https://www.tokyo-np.co.jp/article/271067

引用:
 重い心臓病を患い、心臓移植手術を受けるため3月から渡米していた東京都豊島区の佐藤葵ちゃん(1つ)の手術が無事に終了したと、葵ちゃんを支援する「あおちゃんを救う会」が18日明らかにした。術後の経過は順調で、9月初旬には退院し、経過を見ながら2024年春ごろの帰国を目指す。

あおちゃんを救う会
https://ao-sukuukai.jp/profile/

 会計報告が出ていたので興味深くみた.

あおちゃんを救う会 第2回 中間会計報告書.pdf

 街頭募金で1000万集めたというのは敬服ですね.もう一つ気になるのは「あやめちゃんを救う会」からの3千万円越えの寄付.
 あやめちゃんはどうなったのか?と思ったら,とりあえずは手術を終えて帰国している模様.

あやめちゃん 手術終え元気に帰国 両親「募金に感謝」- 2018年12月1日(土) 02:00
https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-39868.html

 救う会のWebサイトは繋がらなくなっているけど,最新ニュースだと元気にしている模様.

米で心移植した娘、国内でももっと 両親、経験もとに環境整備訴え 2023年7月8日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15682098.html

引用:
 当たり前に明日がある幸せ――。5年前、米国で心臓移植を受けた川崎市の佐々木あやめさん(8)の両親、沙織さん(35)と幸輔さん(35)は日々実感している。だが、国内では臓器提供者(ドナー)が足りず、移植を受けられる患者はごくわずかだ。

 両親やそれを支える人たちの凄さかな.こうなってくると,5億円でアメリカでというのじゃなくて,日本で安くやれないかって思うね.

 私を含めて批判的だった人は,考え方を新たすべきかもしれないね.

追記2024/01/15

 昨年末に記者会見していたのが少しニュースになっていました.

https://ao-sukuukai.jp/custom/category/activity-report/

引用:
皆さまからお預かりした募金の今後についてもご説明させていただきます。現在、収支計算を行っており、第三回中間会計報告を行う予定です。

剰余金が発生した場合、あおちゃんを救う会の規約に則り、あおちゃんの手術後の病状が安定するまでの間(原則として3年間)救う会において管理・保管いたします。その後、他の移植を必要としている患者・家族の支援及び、移植医療を推進するための活動に使用させていただく予定です。
 これは,あやめちゃんの時と一緒で余剰金が出た場合は次の移植希望者に引き継がれるということだ.

 心臓移植が「日本ではできない」「米国ならできる」という部分.これは技術的なことじゃなくて,脳死の考え方でドナー提供者が少ないことが原因なんですね. 今は,両親・家族のやり切る力に任せられているのが現状というわけか.

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