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摘芯

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趣味 » 農園
ブロガー : 
ujpblog 2022/9/15 1:43
 家庭菜園で避けては通れない作業は,摘芯.実を大きくするための作業なのだけれど,これをやる時,いつも頭のなかで走馬灯のように思い浮かべる事がある.

 「わき目も振らず」と言う言葉があるけれど,本流の茎から枝分かれして葉っぱを広げていくけれど,その中で枝の付け根などから小枝が出てきたりするが,それらが育つと栄養がその枝に取られてしまうので,脇芽を刈り取るのだけれど,全部取ると実が着く枝がなくなるので,取るものと残すものを選別する.
 選別の手法は,ほぼ直感.この脇芽は本筋からの流れが良いのでとか,隣の鉢に伸びちゃうから邪魔になるとかそう言うのもあるが,あまり考えていると作業が進まないので,もう無心でやる.
 仕事上のいろいろな場面で部下の場面で残すものと捨てるものを選ぶ時も同じ感じで無心でやるのがいいのだろうと思ったりする.
 なんせ,残した枝が本当に良いものに育つかどうか,育ててみないと分からない.病気になることもあるし虫食いに会うこともある.
 じゃぁ,選択の問題の時,どうするか.あまり深く考えずにその時の自分の気持ちに合わせていけば良いのだろうと思う.将来のことなんてわからないし.

 そして脇目を取るときに,虫食いやちょっと枯れている葉っぱも参考にする.立派に育った大きな葉っぱなのだけれど,だからうまいのだろう,虫食いになっている.虫食い部分があるとはいえ,葉っぱは大きいので残しておけば光合成してくれて収穫に良い影響を出しそうだけれど,虫が残るので残しておくと他の葉っぱの育成に影響が出てくる.つまり,小さい虫食いでもそこで刈り取ることで全体最適になるのかな,なんて思ったりする.残すべきか取るべきか.

 また,無心に弱っている葉っぱの根元をハサミで切っていると,複雑に絡んだ部分で見誤って本来残すべき茎を切ってしまう事がある.切り取った茎はもう元には戻せない.紐解いて取り出してみるととても立派に育っていた枝分かれした部分でもっと先の方には花や大きくなりつつある実ができていたのに切ってしまった.
 選択を誤ってしまった例だけれど,もう過去には戻れない.もう少し慎重に作業していたらこんな事にならなかったのに!なんて思うのだけれど,もう取り返せない.

 仕事上ではどうだったか...いつもそんなことを考えながら摘芯や脇芽かきを行う.

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