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身近な統計 第2回データのばらつきの記述(質的データ)ー度数分布表とパレート図

カテゴリ : 
スキルチャージ » 放送大学
ブロガー : 
ujpblog 2022/5/12 12:41
 パレートの法則,ニッパチからのパレート図.測定データに対して質的,量的というだけで統計学を学んでそうに思える?
	• 今回は4つ
		○ 統計分析が計測されるデータの特徴
		○ データのばらつき(分布)の記述
		○ 質的データの分布と記述ー度数分布表とパレート図ー
		○ 度数分布表やパレート図を解釈する2つの視点
	• データ
		○ ばらつき方(データの起こりやすさ)
			§ 確率的なパターン(確率分布)
			§ 変数(変量)=確率変数
			§ データの記述(記述統計)の目的=確率的なパターンを探る
				□ →現状の把握・予測・管理・マネージメントに活用)
		○ ばらつきを持つ=分布している
		○ 時系列データとクロスセクション
			§ 時系列データ time series data
				□ 時系列に沿ったデータ
				□ 例:過去5年間の月別売り上げデータなど
				□ 時間軸上に沿ってデータのばらつきを分析
			§ クロスセクションデータ cross section data
				□ ある一定の期間下で同種の集団に対して調査されたデータ
				□ 例:支店別の売上データ,都道府県別の産業毎の就業者数データ
				□ データの値に応じた起こり易さ・起こり難さを分析
					® 度数,分布
	• データの種類
		○ 質的変数データ
			§ 少数このカテゴリのどれかが応答値となる観測項目
				□ 性別,職種,改善度(リストボックスのような物)
		○ 量的変数データ
			§ 数量値(数直線上の値)として記録される観測項目
				□ 売上高,生産指数,給与総額,在庫率
	• データが測定された物差し(尺度)の違い
		○ 質的
			§ 名義尺度
				□ 性質:区別のみ.順序は無い
				□ 例:性別,居住地
				□ 演算:分類
			§ 順序尺度
				□ 性質:区別に加え順序があるが差は取れない
				□ 例:5段階評価など
				□ 演算:分類,クラスの併合,累積
		○ 量的
			§ 間隔尺度
				□ 性質:差の大きさいいみがある.比に意味は無い
				□ 例:温度,地方指数,偏差値
				□ 演算:足し算,引き算が可能(合計,平均などが可能)
			§ 比率尺度
				□ 性質:差も比も意味が有る(絶対ゼロがある)
				□ 例:身長,体重,得点
				□ 演算:四則演算が可能.
	• 分布(distribution)
		○ データのばらつき方の確率的なパターンもしくはパターンを数量的に把握したもの
			§ データが集中している範囲.
			§ ばらつきの大きさ
			§ データの値家や範囲を指定した場合,そこに全体の何%のデータが含まれるかなど
			§ →現状の把握・予測・管理・マネジメント
		○ 個々のデータの値の意味
			§ 全体のばらつきの中で相対的に評価
			§ 例:
				□ テストで92%
					® 90点以上はクラスの何%?
				□ 我が社の売上は先月に比べて200%アップ
					® 業界全体の平均売上伸び率は?
				□ 某地区の新生児の母乳からダイオキシンが18ピコグラムが検出された
					® 元々母乳に含まれているダイオキシンの量のばらつきは?
				□ ポイント攻撃と言っていたのに誤爆だった
					® ミサイル攻撃の誤爆率は?
		○ 表現方法
			§ 度数分布表
				□ 累積度数・・・上方向に積み上げる
				□ 構成割合(相対度数) %で表現
				□ 累積構成割合(累積相対度数)
			§ 累積帯グラフ
			§ これまでは,順序分析
			§ パレート表とパレート図
				□ 重点志向
				□ パレート表の構成
					® 例:日本人の海外旅行先別訪問者数
						◊ 訪問地域:アジア,ヨーロッパ,アフリカなど
						◊ 度数(訪問者数):人数の値
						◊ 構成割合(相対度数):100%
						◊ 累積構成割合(累積相対度数):多い順から足した割合
				□ 何に使うか
					® 集団の中の多数(過半数以上)が従う平均的な傾向を掴む
					® 集団の中の多数と異なる動きをする少数のケースの正体を探る
						◊ →発見科学
				□ ABC分析(パレート分析)
					® 累積構成割合を見ることで,全体の割合がわかるので分類しやすくなる.
					® パレートの法則(20:80の法則)
						◊ 何が重点なのかを絞り込むために使う
	• シリーズ 統計と社会の接点
		○ 地域創生に利用されている例
			§ RESAS
				□ Regional Economy and Society Analyzing System:地域経済分析システム
				□ 政府や企業が持っている統計データを見ることができるツール
			§ RESASを使った例
				□ データを持ってきたり集計する手間が省ける

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