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ブログ - 応急手当講習会参加

応急手当講習会参加

カテゴリ : 
災害
ブロガー : 
ujpblog 2020/1/17 1:19
 若い子が自慢げに「救命技能認定証」という免許書サイズの紙切れを見せてくれたので,ちょっとそれを取るための講習に行って見た.
 東京防災救急協会が主催する「応急手当講習会」に申し込みます.教材費1400円.自分の場合は,団体で申し込んだので手ぶらで行くだけでした.

公益財団法人 東京防災救急協会
https://www.tokyo-bousai.or.jp

 以前,このブログでも紹介した「命を守る 応急手当の方法〜命の尊さ講座〜」の実践版で,よくテレビでも見かける人形を使っての心臓マッサージと人工呼吸,AEDの使い方,止血や喉に餅を詰まらせた時の・・・みたいな流れで2時間コース.

 心臓マッサージって言っているけれど,正式名称は「心肺蘇生法」で,肺を押すことで呼吸も確保するという点が「心臓マッサージ」という言葉からイメージは抜けているね.なので,心肺蘇生法が正しい.覚えられないと思うけど.

 人が倒れていて呼吸をしてないし心臓も動いてないことが確認できたら,まずは心臓マッサージ.というか,救急車が到着なり医者に引き継ぐまでは,基本的に心臓マッサージ.人工呼吸は,やはり抵抗がある場合もあるやん?おっさんが倒れていたら?とか.なので,心臓マッサージ優先.

 そしてAEDは何に使うのか? 倒れている人の状態によってAEDが効果がある場合があるので,心臓マッサージを続けながら,近くにあるAEDを持ってきてもらう.その待ち時間もずっと心臓マッサージ.
 AEDは色々なメーカの色々なバージョンのある機会だけれど,基本的に音声なりのガイドがついているので,それに従って装着して,指示通りに電流を流すボタンを押す.
 AEDをセット中,上半身の服を脱がしたり電気の流れるパッドを貼ったりする,その間もずっと心臓マッサージを続ける.
 準備ができたら,AEDの装置が,電気ショックが必要かどうかをアナライズ.その間だけは,心臓マッサージはしない.

 あと,パッドを貼る時に,汗とかで体が濡れていたら拭き取らないと効果が弱まるそうだ.

 AEDは除細動器.心臓は鼓動をしているけれど,なんらかの問題で正常な動きをしなくなる.細かいけいれんのような動き.それを細動というらしく,それを電気ショックで取り除くから除細動.
 心臓の状態によっては,AEDの効果が無い状態があって,それはアナライズで自動的に判断してくれるということでした.

 今の日本だと,AEDの装置はあちらこちらで見かけるけれど,無い場合もあるから,結局は心臓マッサージ.これを任せられる人が来るまで続ける.

 ちなみに,今日の講習で使ったやつの本物のAEDは,約30万します.それにカバーケースや,通路とかに設置するためのボックスのようなものを入れると,1台あたり40万強という感じかな.一家に一台にだとちょっと負担があるけれど,心臓マッサージだけならお金は不要.

 心臓マッサージと気道確保をきっちり学ぶのが一番大事だね.あとは,腱鞘炎だと胸を押す時の腕が痛いので続けられない...座り込んでやる時の膝も地面に当たって痛いのも意外とジワジワ来るね.

 いい勉強になった.

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