UJP - 複数の Apple 製品に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性

Life is fun and easy!

不正IP報告数

Okan Sensor
 
メイン
ログイン
ブログ カテゴリ一覧

  • カテゴリ 脆弱性情報/注意喚起 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

ブログ - 複数の Apple 製品に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性

複数の Apple 製品に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性

カテゴリ : 
セキュリティ » 脆弱性情報/注意喚起
ブロガー : 
ujpblog 2019/12/23 22:52
 こんな脆弱性が話題.

概要
複数の Apple 製品で使用している SecureROM には解放済みメモリ使用 
(use-after-free) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム
プロセッサチップ A5 から A11 を搭載する次の製品

iPhones 4s から iPhone X まで
iPad 第 2 世代から 第 7 世代まで
iPad Mini 第 2 世代および 第 3 世代
iPad Air および iPad Air 2
iPad Pro 10.5 インチ および 12.9 インチ 第 2 世代
Apple Watch Series 1 から Series 3 まで
Apple TV 第 3 世代 および 4k
iPod Touch 第 5 世代 から 第 7 世代

複数の Apple 製品に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性
https://jvn.jp/vu/JVNVU95417700/

 うちで関係ないのは,今年買ったiPad mini 5だけだな.

脆弱性のない製品への移行
本脆弱性は読み取り専用の SecureROM に存在するため、
ファームウェアアップデートなどによる対策ができません。
脆弱性を含まない製品へ移行してください。
※ Apple からは本脆弱性に関する情報が公開されていません。
 さて,Appleはどういう対応をしてくるのか...

iPhoneの修正困難な脆弱性 - 公開実証コードをフォレンジック企業が採用
http://www.security-next.com/110926/2
 これによると,「物理的に端末へアクセスし、デバイスファームウェアアップデート(DFU)モードにする必要がある。」とあるので,すでに端末を,落としたりして手放した上で,中身をこじ開けられてしまうということだな.
 「iPhoneを探す」をオンにしておいたら,DFUモードにする前に起動された時点でワイプするワンチャンがあるように思う.対策してないで亡くしたなら,もうどうしようもない.

トラックバック


広告スペース
Google