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ブログ - 自動でハンコを押すロボットが話題

自動でハンコを押すロボットが話題

カテゴリ : 
時事
ブロガー : 
ujpblog 2019/12/13 23:00
 システムの定型作業の自動化でRPAがもてはやされているけれど,究極の形としてとらえられて,話題になっているのがこれ.

自動でハンコ押すロボット、なぜ開発? 提供元・日立に聞く 「ニーズある」と調査で手応え
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/13/news143.html


 画像認識技術をAIによって書類によって押印箇所の判断も行なっているそうで,紙もめくっちゃうぞと.すごい技術.製本化した契約書類を丸めるのは大変だと思う.

 もうまる20年前のシステムで,生命保険会社の契約書類を全国各地にある支社・支部から本社へ審査のために送る機能の開発があってそれに関わっていたことがある.郵送で再送とかやっているととても時間がかかるが,それを伝送する.小さい文字の契約書(これは保険会社の自業自得・・・)をFAXだと印影が潰れていて判別つかない.
 それをスキャナを使って電子データにして送信するという機能.支社・支部が当時500箇所くらいあって,500台以上配備となると専用カスタマイズ品のスキャナも作ったりと大変なものだった.

 そのシステムでは,NECが画像認識技術を使って陰影の抽出をして,斜めになった捺印でも本物か判別できるように調整していた.おまけで,陰影を赤くするようにも.

 たしか1997年くらい前にはシャチハタが電子印鑑を作っていて,普通のハンコと同じで発注すると電子印影が納品され,それをWordとかExcelとかにOLE/DDEとかで署名する的なシステムがあったと思うけれど,そういう奴よりは,いまだに「紙に印刷してスキャンしてPDFにする」という仕組みでワークフローが回っている会社は,とても多いね.

 「印影がある」というのが,日本人にとって重要なんだと思うよ.法律文書などもそういうのがいらなくなったら,その時なんだろうね.それまでは,こういうロボット必要だ.

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