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ブログ - モデリング vs ビッグデータ

モデリング vs ビッグデータ

カテゴリ : 
情報システム
ブロガー : 
ujpblog 2018/12/15 1:36
 数多くの属性とエンティティのリレーションを持つデータがある.正確にはそういうデータが生まれてくる予定になっている.それを活用できるようにすることを検討しているのだけれど,エライひと曰く,「まずはモデリングだ」と.

 わかるんですよモデリング.やったことないので本質は理解してないけれど.これが痛い.

 モデリングをやったあと,パッケージの適用検討をするときは,ベンダ/メーカにモデルを示して「カバーする範囲をFit&Gapするだけじゃん」というのがモデラーの言い分. 腑に落ちてない(理解できてない)のでふ〜んと思っていたのだけれど,カシコイ先輩が初めてのモデリングを(それもExcelで!!)やり始めて,どんどんできて行ってそれを見ていると何かが見えてくるような気がしてきた.モデリングすげー.

 でも,モデリングしたことない私の頭と経験だと,もうモデリング自体がナンセンスなのではないかという考え方から抜け出せない.
 モデリングしてもそれはすでに今,あるいは過去,または予測できる近未来程度のもの.時が変化をもたらすわけで想定外の方向に変化することはよくあること.変化に対応するために正規化を進めていくわけだけれど,それでも限界はある.拡張限界というか応用限界という感じかな.

 そこで,最初からもうモデリングを諦めて,とりあえずデータを入れておく.「型」と順番とかにこだわらず集めていれておく.感覚としてはスタースキーマーに近いしNoSQLの概念なのかもしれない.そんな事で解決できるんじゃないかと思っている.証明できてないのだけれど.

 (コストを考えなければ)コンピュータの性能限界が無くなったに等しいクラウド現代なので,データさえあればどうにかしてサーチとジョインができるしパワーで押し切れちゃうんじゃないかと.どーんと大雑把なもので検索して,後は不要なものをマイナス演算で切り落とすことを大量にやっていくという方法で,大抵は乗り切れる.
 端的に言えば,Excelをバージョンアップすると新しく統計関数が増えていたりして,それを使えばなんと簡単に素早く情報を成形できてしまう.という世の中になっているのではないかと.ニーズが高いものから機能実装していくわけだしね.

 「頭の中を整理するために関連を明確化」という意味ではモデリングは最適なのだけれど,未来予想ができないことが多いので,程々にして見たらいいんじゃないかと,モデリング経験のない私は思うわけです.経験がないから論破できずに説得力がないのだけれど.論破する必要もないのだけれど.

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