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ポケベル終了のお知らせ

カテゴリ : 
ビジネス » ケータイビジネス
ブロガー : 
ujpblog 2018/12/3 23:54
 ポケットベルサービスが2019年9月末でサービス終了と報道が話題.現在はテレメッセージ東京が提供する1500回線分だけなのだそう.主に医療関係者が所持してるとのこと.

 ポケットベルを初めて見たのは,1980年ごろ.オカンの会社で導入していて,出先の営業マンを呼び出すために使っていた.電話をかけるとその番号に紐づいた端末がピーピーなるので,会社に電話をかける,そういう使い方でした.

 その後,今調べたら1987年ごろから数桁の数字を送信できるようになった模様.0840を「オハヨウ」14106を「アイシテル」と語呂合わせでメッセージを送るコミュニケーションに女子高校生が食いつき,ブームとなりました.うちの妹が持っていましたね.
 数字を送るタイプのあとはASCIIコードみたいな感じで平仮名を送信できるようになり,そのために実家の固定電話回線をプッシュ信号に変更していたのを思いだします.

 家の電話を長く優先するのは高校生くらいの女の子と相場は決まっていたけれど,それを取り込んだ市場だったかな.そのうち親や家族からの苦情で家でできないから公衆電話ボックスで夜な夜な会話をせずにひたすら番号を入力していたのを見かけたものだった.その公衆電話には風俗店の名刺サイズのビラが貼り付けてあったりしてね.

 ピークは「ポケベルが鳴らなくて」というドラマのあった1993年.ドラマの内容は知らないけれど裕木奈江の役どころが主婦層?から大批判で本人批判になったという話題はよくきいた.

 若者のコミュニケーションサービスとして発展してきたポケベルだけど,1995年くらいから普及を始めたPHSに順次置き換わっていく.1993年ごろにケータイ電話が個人所有できるようになって新し物好き先輩から自慢されたので覚えているけれど,1ヶ月1万円以上かかるので若者には無理.でもPHSなら端末無料で月3000円くらいで使える(電波入らないけどね)みたいな感じで普及していきました.インターネットのダイアルアップが始まった頃,「無料だしみんなでもらおうぜ」とインフルエンサーな人たちが騒いでいたのを覚えているなぁ.

 その後,意外と通話より相手の時間を拘束しない絵文字を使った文字の送受信文化がちょうどよい距離感で,そのままiモードのサービスに発展して行きました.

 何年か前,ポケベルの新規加入ができなくなって,サービスを続けているテレメッセージ沖縄がレアだといって回線を保持し続けている人がいたけど,あの人は元気にしているかな.

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