ブログ - 介護老人ホームのお祭り
ポケモンのジムがあるので何度か行ったことがある,家から800mくらい先にある八幡神社のお祭り.家の近くの介護老人ホームにお神輿が来るというので,呼ばれて行ってみた.
毎年この時期にお神輿が家の前を通るのを毎年見ていて,見ていてというか人間が乗れるくらいの太鼓をガンガン叩きながら練り歩くので寝ていても起きるほどなのだけれど,ここに住んで10年になるけどいつも一人だったが,今回は家族と,大勢のじーさんばーさんと一緒に見ることになった.
いつもは焦点が定まら無いような目をしているじーさんばーさんたちでも,お祭りになると心が解きほぐれるのか,挨拶して握手を求められたりして,みなさん楽しそうでした.
いつも仲良くやっている「先生」と呼ばれる小説じーさんと先生と呼んでるばーさんに,施設の比較的新しい人が「去年もこんな感じだったんですか?」と尋ねたけれど「んー,覚えて無い.まったくどうだったか・・・」と答えていた.
ふと,これで我に返った気がした.この先生じーさんは,去年の事を覚えて無いのかもしれ無いし,去年はこの施設に居なかったのかもしれない.こういう派手なイベントは滅多にないけれど,小規模イベントは頻繁に開催されているので,イベントボケしているのかもしれない.いつも小説を手に何かを読んでいるけれど,持っている本はいつも同じなのかもしれ無い...
色々と考えてしまった.
この老人ホームは施設の決まりとしてはシングルの人だけ.そして入居費は高額な方ので,それなりに裕福な人しか入れない.ここに居られることが幸せなのかどうかは人それぞれなのだろうけれど,外に出たくて仕方ないけれど家族の許可なく外出できないからエレベータに常に乗って移動しているヤタロウさんの事とかを訊いたりすると,考えちゃうね.
でも,少なくともこういう施設に入れていれば孤独死することはないか.
毎年この時期にお神輿が家の前を通るのを毎年見ていて,見ていてというか人間が乗れるくらいの太鼓をガンガン叩きながら練り歩くので寝ていても起きるほどなのだけれど,ここに住んで10年になるけどいつも一人だったが,今回は家族と,大勢のじーさんばーさんと一緒に見ることになった.
いつもは焦点が定まら無いような目をしているじーさんばーさんたちでも,お祭りになると心が解きほぐれるのか,挨拶して握手を求められたりして,みなさん楽しそうでした.
いつも仲良くやっている「先生」と呼ばれる小説じーさんと先生と呼んでるばーさんに,施設の比較的新しい人が「去年もこんな感じだったんですか?」と尋ねたけれど「んー,覚えて無い.まったくどうだったか・・・」と答えていた.
ふと,これで我に返った気がした.この先生じーさんは,去年の事を覚えて無いのかもしれ無いし,去年はこの施設に居なかったのかもしれない.こういう派手なイベントは滅多にないけれど,小規模イベントは頻繁に開催されているので,イベントボケしているのかもしれない.いつも小説を手に何かを読んでいるけれど,持っている本はいつも同じなのかもしれ無い...
色々と考えてしまった.
この老人ホームは施設の決まりとしてはシングルの人だけ.そして入居費は高額な方ので,それなりに裕福な人しか入れない.ここに居られることが幸せなのかどうかは人それぞれなのだろうけれど,外に出たくて仕方ないけれど家族の許可なく外出できないからエレベータに常に乗って移動しているヤタロウさんの事とかを訊いたりすると,考えちゃうね.
でも,少なくともこういう施設に入れていれば孤独死することはないか.