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ブログ - 老後の年金生活を考える その2

老後の年金生活を考える その2

カテゴリ : 
人生 » お金の話
ブロガー : 
ujpblog 2009/5/31 0:27
 国民年金保険料の納付率が2002年の62.8%より悪化して過去最悪になるそうです. 厚生年金も,給料によって納付額が決まるので不景気が続けば額も少なくなるでしょう.

 国民年金は所得に関わらず一律で,今年度は14,660/月です. ここ3〜4年は毎年2〜300円上がっています.

 会社員だった頃の厚生年金の金額をみると,びっくりしますよね.高い.さらにこれは法律で決まっていて会社側が半分以上負担しているわけで,貰えるかどうかわからないものに毎月高額のお金を払うなんてナンセンスな気がします.

 私の場合は先日の試算でこれまでの厚生年金と,これからずっと国民年金だとした場合に,受給額は約11万円/月という感じなのですが,年金は平均給与の5割受給をうたっているそうですが,どうにもこうにも無理目なかんじですね.

 生命保険会社の生保年金にも加入しているのですが,これがバブル崩壊直後で固定利率の5%時台に入ったものです.
 設計書によると,トータルで約200万払って,600万を受け取る計算になっているのですが,入った当時,固定利率なので利率が上昇すると損・・・という話は聞いてなくて,バブル崩壊でもう下がるしか考えられないので入っておいた方が良いというアドバイスでした.将来的に5%以上になったら,見直せば良いと. 経済は右肩上がりでしたし,30年後の600万がどれくらいの価値があるのかわからんなーと思っていましたが,大卒初任給を見て判る通りここ20年はさほど貨幣価値は変わっていませんね. 今となっては5%なんて夢の金利ですね.

 そうはいってもこれは「逆ざや」といわれているもので,100年に1回の不況ですから,予定利率を下回り,生保の存続を圧迫するものなので,1990年代の生保破綻も引き起こしている訳で,利率も強制的に下げられる可能性も秘めているので安心とは言えないです.

 厚生年金があてにならない状態で払い続けるのは寄付するようなもので,もっと利率の良いものに自己責任で投資しようと言うのが日本版401K,確定拠出年金ですが,日経新聞の調査によると3月末時点で加入者の63%が元本割れなのだそうで,これもリスクばかり目立ちます.

 いま,取り巻く環境を見ていると,加入義務があて払わなければならない国民年金,厚生年金はもうあてにできないので,最低限の金額である国民年金を支払い,あとは別の投資に回すのが一番じゃないかな.

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