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ブログ - 関東ITソフトウェア厚生年金基金が解散する件

関東ITソフトウェア厚生年金基金が解散する件

カテゴリ : 
人生 » お金の話
ブロガー : 
ujpblog 2016/3/9 1:26
 今になって知って一生懸命調べているのだが.

 AIJ問題があって厚生年金基金制度が見直しされ法律が変わり,それだと運用できないと判断して解散するそうです.これは関東ITだけじゃなくて多くの厚生年金基金が選んでいる道.大手の会社は既に日本版401Kに移行済だとのこと.ああ,日本版401Kか...ここででてくるとは.

 おさらい.厚生年金基金は,厚生年金保険料の一部を基金独自の掛け金と合わせて運用する「代行部分」があって「3階建て」年金構造のうち国民年金(1階),厚生年金・共済年金(2階)に上乗せされた3階部分.多くは5.5%の予定利率で計算されていて,掛け金は確定申告でも判る通り社会保険控除対象なので,積立てとしてはお得となっている.

 関東ITの場合法律が変わった事で試算して予定利率5.5%の引き下げと「確定給付企業年金(DB)へ移行」を決議したが票が足りずに断念して解散を選んだそう.

 関東ITソフトウェア厚生年金基金は解散して第1年金へ移行するそう.




種類給付期間年金額一時金選択割合
第1年金15年保証毎年変動100%
50%
第2年金5年,10年,15年確定年金から選択固定100%


 自分たちが出来る事は,関東ITが解散して分配金を第1年金に持ち込むので,それに追随するか,分配金を一時金として受け取るかを選択する必要がある.
 分配金が判るのは解散後2年を目安となっているので平成30年頃.住所氏名が変更になる場合は変更届を事務局に忘れずに出す必要があったりと面倒.分配金は課税対象にもなるし.オススメは第1年金という具合だけれど,任意継続している立場だし通算10年程度なので,これが微妙っちゃぁ微妙.なにぶんにも,金額が全く判らないので試算もしようがない...
 AIJ投資顧問事件を切っ掛けとしているけれど,将来の年金不足を解消する為に確定拠出年金(DC)へ移管したくて,こうなったってことだ.

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