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ウィニーの対応策例

カテゴリ : 
セキュリティ » 事故・事件
ブロガー : 
ujpblog 2009/3/18 1:49
 先日ウィニーの本を読んだとブログに書いてたら,IBMでの事例について教えてもらいました.

 事の発端は,以下のサイトにまとめられています.

IBM 個人情報流出に関するお詫び

 要約すると,IBMがらみで神奈川県教育委員会で持っているデータが漏洩し,ShareやWinnyによって拡散しているというものです.

 興味深いのは,現在の最新のこの記事.

IBM 個人情報流出に関する対応状況お知らせ

 ここでは,流出データを共有しているユーザをプロバイダ協力のもとに割り出し,削除を依頼して拡散防止対応をしているという所です.
 プロバイダ責任制限法によって,プロバイダが提供するインターネットサービス上で犯罪が行われた場合にプロバイダが保護されたりする「損害賠償責任の制限」については,インターネットサービス提供企業(コンテンツサービスプロバイダ)に居た関係で知っていたのですが,今回は「発信者情報開示請求」によって,ファイルを持っている個人が特定され,削除のお願いをした様です.

 インターネットを使う匿名性でうんぬんありますが,まず技術的は苦労せずにIPアドレスまでは特定できるので,あとはその時間に誰が接続していたかまでが分かれば,個人が特定できる訳ですが,その情報はプロバイダが持っています.
 それこそ,プロバイダ責任制限法の解釈をどうするかによって,プロバイダ側ではアクセスログの保存期間はそれぞれなのですが,現在も流通しているというWinny等のファイル共有システムで言えば,遠い昔のログを拾う必要はありませんので,比較的楽でしょう.

 特定できて依頼してと確認してという作業を繰り返すわけですから,このコストはいったいどれくらい必要だったのかが,気になる所です.
 IBMとしては,痛い出費ですが,金額面でのノウハウが溜まっ多様ですので,何かのセミナーで金額はでてくるのではと,思っています.

 Winnyの特徴としては,人気のあるファイルはダウンロードを加速させる為に拡散しますが,逆に人気がないと消えて行きます. あとは,[url=http://www.panasonic.co.jp/]Panasonicの石油暖房機[/urlと同じで,いつまでやるかという事でしょうか.
 ただ,残念なのが,石油暖房機と決定的に違う側面,データなので再度誰かに寄って現れる事がある様です.  今回の漏洩データは,あまり面白くないし楽しめないので,どちらにしても時間の経過とともに消えて行くのだろうと思いますが.

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