UJP - 刑事コロンボ 自縛の紐 AN EXERCISE IN FATALITY

Life is fun and easy!

不正IP報告数

Okan Sensor
 
メイン
ログイン
ブログ カテゴリ一覧

  • カテゴリ 刑事コロンボ の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

ブログ - 刑事コロンボ 自縛の紐 AN EXERCISE IN FATALITY

刑事コロンボ 自縛の紐 AN EXERCISE IN FATALITY

カテゴリ : 
映画 » 刑事コロンボ
ブロガー : 
ujpblog 2013/3/20 23:00
 健康クラブ経営者のマイロが,スポーツクラブのオーナを殺害。自らの体を鍛えて健康生活をしているマイロはそれをアピールしながら健康サプリメント不正な経営で私腹を肥やし,それが見抜かれたので殺害したのだった.

 今回のコロンボは珍しいシーンがいくつもあります.まず,アリバイが完璧過ぎてコロンボが難儀するほど周到なのに,犯行の際に犯人は一度ターゲットを取り逃し,ギリギリのところで殺害します.たまに犯人に対して同情すらするコロンボが捜査中に犯人に激怒します.そして謎解きの意味がちょっとわからないまま終わります.

 コロンボが激怒したのは被害者の別居中の奥さんが悲しみのあまり睡眠薬を飲んで病院に担ぎ込まれた事が切っ掛けでした.被害者奥さん,なんか色気があって良い感じでしたしね. もう一人,犯人の秘書兼愛人も美人さんで,水着で出てくるシーンなどもありますが,犯人との関係は軽い感じな雰囲気ですね.
 今回の謎は,タイトルに在るように「自縛の紐」です.終盤、コロンボが殺されてからトレーニングウェアに着替えさせたので「履かされたシューズの靴紐の結び目が通常の反対なので履かされた事がわかる」という点と「被害者がトレーニングウェアに着替えたことを知っているのが犯人だけだ」という「秘密の暴露」が決め手として犯人を追い詰めます.

 ただ,これが決め手にならないはずなのです.なぜなら,殺害後にトリックで死んだ被害者からの電話を自宅で受けた犯人は架空の会話の中で「トレーニングウェアに着替えたから」と電話口ではなし,秘書にそれをきかせているのです.つまり,知っていてもおかしくないという点が論理破綻なのです.

トラックバック

トラックバックpingアドレス トラックバックpin送信先urlを取得する

広告スペース
Google