ブログ - JASGA,EMA,MCF
JASGAという団体が発足したそうだ. Japan Social Game Association:ジャスガと呼ぶそうです.
JASGA 一般社団法人ソーシャルゲーム協会 公式
http://jasga.or.jp
ソーシャルゲームのプラットフォームを運営する6社を中心として設立されているのですが,主幹事会社の顔ぶれと,代表的なサービスを並べてみるとこんな感じ.
1.NHN Japan/LINE
2.グリー株式会社/gree
3.サイバーエージェント/アメーバピグ
4.ディー・エヌ・エー/Mobage
5.ドワンゴ/ニコニコ動画
6.ミクシィ/mixi
普段から仲が悪いグリーとディーエヌエーが手を組むというのも面白いが,決起集会にドタキャンした事が報道されているのも興味深い. それはおいといて,設立の目的をピックアップするとこんな感じ.
・ソーシャルゲームに対する自主規則
・⻘少年等に対する啓発活動
・カスタマーサポート品質の向上のための活動
ソーシャルゲームで青少年が遊んで問題が起こっている苦情処理をちゃんとしよう的な事だな.
まぁ,今元気(儲けている)会社なんだと分かるのだけれど,過去にも似たような団体が設立されてたなぁと,思い出します.
モバイルコンテンツ審査・運用監視機構
http://www.ema.or.jp/ema.html
この団体は,有害サイトアクセス制限サービスって事で,このEMAという団体に認定されないと,「有害かもしれないサイト」扱いになるので通信キャリアのフィルタリングによってアクセス出来なくなります.そうすると事業終了となるのでこぞって会員企業になったり認定企業を目指したりしていたブームがありました. 思い出せばこの頃,グリーとモバゲーによる効果で,キャリアがプラットフォームを提供していた「公式コンテンツ」という基盤が非キャリア公式コンテンツ(いわゆる勝手サイト)へ取って代わられた頃の話.
当時話題になっていた振り込め詐欺もあり,フィルタリングが後押しされながら導入された背景があるように思う.
そしてこれ.
モバイルコンテンツフォーラム
http://www.mcf.to/mcf.html
これがモバイル系の元祖.2000年頃はモバイル系は小さな会社が多かったので,それらが寄り添いながら集まっていたのだけれど,表面上は単純にモバイルコンテンツ関連の発展の為の集まりで,実際前向きな議論をしている分科会もあったし参加した事があるから楽しかったんだが.
どうも,EMAで,そして今回のJASGAも,社会的批判をかわすためだけの表面的な団体に見えてしまう.
EMAで「有害ではないとされた」サイト以外を閉め出し,残った勝ち組?会社の中で「コンプガチャ」問題を発生させたからそれを自主規制する的な.そして,それがまた社団法人という看板を背負っている.
社団法人というと公的支援・お膳立てがあるように思うのだけれど,wikipediaにはこのように書いてあった.
----
事業目的に公益性がなくても構わない。原則として、株式会社等と同様に、全ての事業が課税対象となる。設立許可を必要とした従来の社団法人とは違い、一定の手続き及び登記さえ経れば、主務官庁の許可を得るのではなく準則主義によって誰でも設立することができる。
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なんか,こういうパターンが確立されたんだなぁ〜と思うと,寂しいなぁ.
JASGA 一般社団法人ソーシャルゲーム協会 公式
http://jasga.or.jp
ソーシャルゲームのプラットフォームを運営する6社を中心として設立されているのですが,主幹事会社の顔ぶれと,代表的なサービスを並べてみるとこんな感じ.
1.NHN Japan/LINE
2.グリー株式会社/gree
3.サイバーエージェント/アメーバピグ
4.ディー・エヌ・エー/Mobage
5.ドワンゴ/ニコニコ動画
6.ミクシィ/mixi
普段から仲が悪いグリーとディーエヌエーが手を組むというのも面白いが,決起集会にドタキャンした事が報道されているのも興味深い. それはおいといて,設立の目的をピックアップするとこんな感じ.
・ソーシャルゲームに対する自主規則
・⻘少年等に対する啓発活動
・カスタマーサポート品質の向上のための活動
ソーシャルゲームで青少年が遊んで問題が起こっている苦情処理をちゃんとしよう的な事だな.
まぁ,今元気(儲けている)会社なんだと分かるのだけれど,過去にも似たような団体が設立されてたなぁと,思い出します.
モバイルコンテンツ審査・運用監視機構
http://www.ema.or.jp/ema.html
この団体は,有害サイトアクセス制限サービスって事で,このEMAという団体に認定されないと,「有害かもしれないサイト」扱いになるので通信キャリアのフィルタリングによってアクセス出来なくなります.そうすると事業終了となるのでこぞって会員企業になったり認定企業を目指したりしていたブームがありました. 思い出せばこの頃,グリーとモバゲーによる効果で,キャリアがプラットフォームを提供していた「公式コンテンツ」という基盤が非キャリア公式コンテンツ(いわゆる勝手サイト)へ取って代わられた頃の話.
当時話題になっていた振り込め詐欺もあり,フィルタリングが後押しされながら導入された背景があるように思う.
そしてこれ.
モバイルコンテンツフォーラム
http://www.mcf.to/mcf.html
これがモバイル系の元祖.2000年頃はモバイル系は小さな会社が多かったので,それらが寄り添いながら集まっていたのだけれど,表面上は単純にモバイルコンテンツ関連の発展の為の集まりで,実際前向きな議論をしている分科会もあったし参加した事があるから楽しかったんだが.
どうも,EMAで,そして今回のJASGAも,社会的批判をかわすためだけの表面的な団体に見えてしまう.
EMAで「有害ではないとされた」サイト以外を閉め出し,残った勝ち組?会社の中で「コンプガチャ」問題を発生させたからそれを自主規制する的な.そして,それがまた社団法人という看板を背負っている.
社団法人というと公的支援・お膳立てがあるように思うのだけれど,wikipediaにはこのように書いてあった.
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事業目的に公益性がなくても構わない。原則として、株式会社等と同様に、全ての事業が課税対象となる。設立許可を必要とした従来の社団法人とは違い、一定の手続き及び登記さえ経れば、主務官庁の許可を得るのではなく準則主義によって誰でも設立することができる。
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なんか,こういうパターンが確立されたんだなぁ〜と思うと,寂しいなぁ.