ブログ - iPhone 5でのテザリングで誰が困るか
KDDIは最初から,ソフトバンクモバイルはあとから,iPhone 5でテザリング(インターネット共有)が可能と発表した.
iPhone 5でテザリングが可能という事は,ユーザにとってはデータ通信サービス用でだしているWiFiルータがiPhone 5で代用できるので料金と持ち物が減るという事でメリットがある. キャリアとしてはデータ通信専用の契約が失われるので収益性からするとマイナス.各社の現在の展開を振り返ってみる.
●ソフトバンクモバイル
ULTRA WiFi 4GとしてSoftbank 4GやULTRA SPEEDを展開.月額3880円.
●KDDI
WIN/WiMAXとして4410円〜5750円で展開,
ここで気になるのは,ソフトバンクモバイルのULTRA SPEEDは自社サービスでSoftbank 4Gは傘下にあるWireless City Planning株式会社という元のウイルコムXGP事業を継承した事業会社のMVNOとして使っていて,KDDIのWiMAXは同じく出資しているUQコミュニケーションという別会社が展開しているサービスなので,iPhone 5化する事で失われる利益が少ないという計算があるのかもしれない.
過去,KDDIが出したサービスでは,パケット代を定額化するEZフラットの導入でヘビーユーザへの対応をしつつ全体ではARPUの底上げをしたり,Skypeの導入によって定額音声回線を提供したりと比較的斬新なサービスを提供しているが,KDDIのデータ通信回線を使っている人をあまりみた事が無いので,KDDI的には今回失うものが実質無いのかな.
そう考えると,次にiPhone 5を欲しがるのはドコモじゃなくてイーモバイルあたりなんじゃないだろうか.
iPhone 5でテザリングが可能という事は,ユーザにとってはデータ通信サービス用でだしているWiFiルータがiPhone 5で代用できるので料金と持ち物が減るという事でメリットがある. キャリアとしてはデータ通信専用の契約が失われるので収益性からするとマイナス.各社の現在の展開を振り返ってみる.
●ソフトバンクモバイル
ULTRA WiFi 4GとしてSoftbank 4GやULTRA SPEEDを展開.月額3880円.
●KDDI
WIN/WiMAXとして4410円〜5750円で展開,
ここで気になるのは,ソフトバンクモバイルのULTRA SPEEDは自社サービスでSoftbank 4Gは傘下にあるWireless City Planning株式会社という元のウイルコムXGP事業を継承した事業会社のMVNOとして使っていて,KDDIのWiMAXは同じく出資しているUQコミュニケーションという別会社が展開しているサービスなので,iPhone 5化する事で失われる利益が少ないという計算があるのかもしれない.
過去,KDDIが出したサービスでは,パケット代を定額化するEZフラットの導入でヘビーユーザへの対応をしつつ全体ではARPUの底上げをしたり,Skypeの導入によって定額音声回線を提供したりと比較的斬新なサービスを提供しているが,KDDIのデータ通信回線を使っている人をあまりみた事が無いので,KDDI的には今回失うものが実質無いのかな.
そう考えると,次にiPhone 5を欲しがるのはドコモじゃなくてイーモバイルあたりなんじゃないだろうか.