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情報の洪水の中から

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ビジネス » お仕事
ブロガー : 
ujpblog 2012/4/4 2:29
 半月程前に書いたけれど情報理論の中で「情報」とは「発生確率の低いもの」という考え方になる.

 持っている情報に価値があると考えて,再利用しそうな気がしているので持ち続ける.そうする事で安心するし,実際情報があるのかもしれないけれど,実は検索性が悪い.
 溜め込んだ過去の電子メールを例に挙げてみる.

・情報が多いと検索時間がかかる.
・同じ物・事象を示す時に別の名称・言い回しでキーワード検索できない.
・記憶と情報の発生地点が不一致.

 検索・絞り込みをする際に,曖昧な記憶でキーワードや期間を入れる事で情報にたどり着かない. かといって必要なもか否かは後で解る場合がある.

 色々と試行錯誤し,常に何時でもインデックスを作っているMacOS Xに搭載されているSpotlightに行き着いた.ただし,Windows環境ではそれが使えない. そんな中,現在は次の様な運用でしのいでいる.

再入手可能なものは持たない

 例えばメーリングリストだと,結局誰かが持っているので自分が持っている必要が無い.消した後に重要なものだと解っても誰かが持っている.あるいは律儀に全部のメールを持っている人が必ずいる.

返信したら元のメールを消す

 返信したメールの全文引用をしておけば,受信内容と送信内容の一貫性の取れた状態で自分の送信ボックスに全てあるのでオリジナル受信メールを保存しておく必要は無い.

ちょっとでも不要だと消す習慣とする

 「いったんゴミ箱に入れておいてしばらく・・・」と言う事もせずに消す.かなり大胆に消す.

フィルタを使って階層深く分類しない

 色々な手法を試して来た.メーリングリスト別はもちろん,送信元別,プロジェクト毎,時系列,色々な分類を試したが,検索したい時にどこにあるのか解らない事が多い.どこに整理したか覚えているくらいならば,内容を覚えている.

 大量データ時代,複雑系情報過多なので,一つの何かに分類できるくらい単純な話では無い事が多い.分類整理しようと思う事が間違い.

未来を見る

 持たない事で検索性を上げるのがセオリーだが,時間をかけて一生懸命捜して見つけた結果が期待通りのものでもない事がある.また,過去との状況の乖離から役に立たない場合がある.
 そんな事に時間をかけるより,新たに考えた方が良いアイディアが出る.そうやって過去を振り返らず進む.

補助的効果も考える

 パソコン入換えする為に,メールデータが30GB近く存在し,コピーに一晩かかる的な話を聞いた.朝来て終わってないので仕事に支障が出ると騒いでいた.
 データが少なければ,次の様なメリットもある.

・データが少なければデータ移行も短時間.
・仮に今後バックアップする場合も短時間.
・暴露系ウイルスみたいなものにかかった時に漏洩するものが無い.

 しかし,なかなか捨てられない.

片付けられない人たち デジタルの場合は何が問題か
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_416028

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