ブログ - 待ち行列 Fast Response
待ち行列に反応する窓口側の対応方法の中で,Fast Responseがある.
その名の通り,速く反応した窓口に対して,行列の先頭の人が割り当てられる.「速く」というのは,ICMPを送信してそのレスポンスが速い,つまり「まだ余裕」という判断が行われるという事.
ロードバランサ側では,常に割り振りをしている中で,レスポンスタイムを元に常に試算しながら次の割当を考えている事になる.
ポアソン分布で到着が行われる場合はランダム到着になり,M/M/1モデルによる行列が形成される場合,処理時間もランダムなわけだから,時間軸をある断面で切り取った場合,その時ヒマな人に仕事を割り振るのがセオリーで,相手先を求める1つの手段が「Fast Response」という考え方.
ただし,サーバの反応を判断した上での割当判定が伴うので,バランサ本体のCPUリソースの使用率が高いと,思われる.
つまり,仕事の割り振り先が沢山ある,部下が沢山居るときに誰にこの仕事を割り振ろうかと「考える時間」が必要なぶんだけ遅いといえる.
対してラウンドロビンでは,何も考えずに順番なので,「処理時間の長いセッションを割り当てられた場合=忙しい」状態でも,お構いなしに割り当てられる. 場合によってはそこにセッションが溜まるので,サーバからみると攻撃を受けているとしか思えない...
その名の通り,速く反応した窓口に対して,行列の先頭の人が割り当てられる.「速く」というのは,ICMPを送信してそのレスポンスが速い,つまり「まだ余裕」という判断が行われるという事.
ロードバランサ側では,常に割り振りをしている中で,レスポンスタイムを元に常に試算しながら次の割当を考えている事になる.
ポアソン分布で到着が行われる場合はランダム到着になり,M/M/1モデルによる行列が形成される場合,処理時間もランダムなわけだから,時間軸をある断面で切り取った場合,その時ヒマな人に仕事を割り振るのがセオリーで,相手先を求める1つの手段が「Fast Response」という考え方.
ただし,サーバの反応を判断した上での割当判定が伴うので,バランサ本体のCPUリソースの使用率が高いと,思われる.
つまり,仕事の割り振り先が沢山ある,部下が沢山居るときに誰にこの仕事を割り振ろうかと「考える時間」が必要なぶんだけ遅いといえる.
対してラウンドロビンでは,何も考えずに順番なので,「処理時間の長いセッションを割り当てられた場合=忙しい」状態でも,お構いなしに割り当てられる. 場合によってはそこにセッションが溜まるので,サーバからみると攻撃を受けているとしか思えない...