ブログ - crucial MX200の500GBが故障 その2 Crystal Disk InfoとDriveDxでステータスを確認
crucial MX200の500GBが故障 その2 Crystal Disk InfoとDriveDxでステータスを確認
- ブロガー :
- ujpblog 2025/6/5 16:47
OS再起動したら起動しなくなった十年前に購入してここ三年くらいは常時軌道のサーバとして使っていたcrucial MX200の500GBが故障したので,ストレージが壊れた時の定番,macOS版のDriveDxと,Crystal Disk Infoで状態を確認してみる.
今回はmac mini 2010で使っていたので,mac mini 2010 serverでも使えたDriveDxを起動してみる.

ストレージがたくさんついているのだけど,一番下のcrucial MX200を選択して確認.

Overall Health Ratingが45.5%.SSD Lifetime Left Indicatorが46となっている.
ChatGPTに問い合わせ.
引用:
49%以下なので,「故障がいつ起きてもおかしくない」だね.

引用: ストレージによってカウント方法が違うようなので,仕様を確認.
引用:
コントローラの累積時間なのね.ハードディスクドライブのように開店時間とかじゃないので消耗具合を測れるかどうかで言えば考え方が違う模様.


引用:




今回はmac mini 2010で使っていたので,mac mini 2010 serverでも使えたDriveDxを起動してみる.

ストレージがたくさんついているのだけど,一番下のcrucial MX200を選択して確認.

Overall Health Ratingが45.5%.SSD Lifetime Left Indicatorが46となっている.
ChatGPTに問い合わせ.
引用:
DriveDx や smartctl などで表示される以下の2つの項目:
Overall Health Rating: 45.5%
SSD Lifetime Left Indicator: 46%
これらの意味を簡潔に解説します:
✅ SSD Lifetime Left Indicator(残り寿命 46%)
これは:
SSDが新品だったときと比べて、残りの書き込み耐久性が46%ある
という意味です。
つまり:
SSDのフラッシュメモリには書き換え回数の上限(TBW = Total Bytes Written)があり、
既に**約54%が使われていて、残り約46%**分の書き込みが可能ということです。
この値が 0% に近づくと、書き込み性能が劣化したり、完全に読み取り専用になる可能性があります。
✅ Overall Health Rating: 45.5%
これは、DriveDxなどのツールが複数のS.M.A.R.T.属性を評価し、SSD全体の健全性を総合スコア化したものです。
書き込み寿命
不良ブロックの数
読み書きエラー率
予備領域(リザーブ)残量 などを加味して、
そのSSDの**「健康度」や「安定性」**を0~100%で評価しています。
45.5%というのは、やや劣化が進行しており、注意が必要な状態です。
🔧 どう対処すべき?
バックアップはすぐに確保すべき。
SSDの寿命が縮まっており、故障リスクが高まり始めている状態。
**書き込みが多い用途(動画編集・仮想マシン・重いログ記録)**を減らすことで寿命を少し延ばせますが…
交換を検討すべきタイミングです(特に重要データを扱う場合)。
🔍 補足:どれくらいで「危険」?
Lifetime Left 状態 コメント
100–80% 健康 問題なし
79–50% 警戒 劣化の兆候。バックアップ必須
49–20% 注意 故障がいつ起きてもおかしくない
19–0% 危険 早急に交換を推奨
49%以下なので,「故障がいつ起きてもおかしくない」だね.

引用:
Power on timeの数値があるのですが,実際には24時間パソコンの電源が入っていましたがそれより少ないのですが.
ChatGPT:
とても良い観察ですね。Power On Time のS.M.A.R.T.値と実際の「パソコンの稼働時間」が一致しないのは、よくある現象です。以下にその理由を解説します。
🔍 Power On Timeとは?
Power On Time はSSDのS.M.A.R.T.属性の一つで、通常:SSDが電源に接続され、コントローラが動作していた累積時間(単位:時間 or 分)を表します。
⏱ 実際のPC使用時間と異なる理由
1. 単位が「時間」ではなく「30分」や「10分」の場合がある
多くのSSDでは、「1カウント = 1時間」ではなく、
1カウント = 30分
1カウント = 10分
1カウント = 1時間未満(たとえば50分や60分未満で切り捨て)
となっている場合があります。
例:
PCを24時間つけていても、SSDの Power On Time が 22時間や20時間と表示されることがあります。
引用:
Crucial MX200 SSD の場合、Power On Time は以下のような仕様で記録されます:
🔍 Crucial MX200 の Power On Hours 仕様
S.M.A.R.T.属性 ID 9 (Power-On Hours)
単位:1カウント = 1 時間
つまり、表示される値はそのまま「通算通電時間(時間)」を意味します。
🤔 それでも「短く見える」場合の可能性
もしあなたのMacやPCで 24時間連続使用したのに、Power On Hours が例えば 20時間などと短くなっている場合、考えられる理由は以下です:
✅ 1. SSDが完全にアイドル状態でコントローラーがスリープした
Crucial MX200 など多くのSSDは、省電力機能(DevSleep、HIPM、DIPM)をサポートしており、OSがI/Oアクセスをしていない時間はSSDコントローラーが自動でスリープ状態に入ることがあります。
その間は「Power On Hours」にカウントされないか、カウントが遅くなることがあります。
コントローラの累積時間なのね.ハードディスクドライブのように開店時間とかじゃないので消耗具合を測れるかどうかで言えば考え方が違う模様.


引用:
Total host sector Write,host program page ,count,Background program page countの意味.
ChatGPT:
Crucial SSD(MX200など)で smartctl や DriveDx で確認できる以下の項目:
Total Host Sector Write
Host Program Page Count
Background Program Page Count
これらは主に NAND書き込みの統計情報です。それぞれの意味を詳しく説明します。
🧠 事前知識:NAND書き込みのしくみ
SSDはフラッシュメモリ(NAND)にデータを書き込む際、以下のようなプロセスをとります:
Host Write:OSやアプリケーションが要求した書き込み
Program Page:実際にNANDに書き込まれたページ数
Background Write:ガベージコレクションやウェアレベリングなど、SSD内部の処理で行われる書き込み
🔹 1. Total Host Sector Write
意味:ホスト(PCやOS)がSSDに対して行った合計書き込み量(セクタ単位)
単位:セクタ(通常 1セクタ = 512バイト)
換算方法:
セクタ数 × 512 = バイト
例:2000000000セクタ = 約931GB
👉 ユーザー(またはOS)が実際に保存したデータ量の合計です。
🔹 2. Host Program Page Count
意味:ホスト(OSなど)の要求により、実際にNANDに書き込まれたページ数
単位:ページ(通常1ページ = 8KB~16KB)
SSDコントローラーが「ホストの書き込み指示」を受けてフラッシュにデータを書いた回数を示します。
👉 データ圧縮やキャッシュが有効な場合は、この値がTotal Host Writeよりも少ないこともあります。
🔹 3. Background Program Page Count
意味:SSD内部処理によってNANDに書き込まれたページ数
例:ガベージコレクション、ウェアレベリング、データ整合性保持処理 など
これはホスト(OSやユーザー)から見えない部分で行われる「裏の書き込み」です。
👉 この数が多い場合:
NANDへの書き込み負荷が大きい
SSDが劣化に対処している(例:不良ブロックの置換)
という可能性があります。
📊 3つの値の比較でわかること
指標 意味 見るべきポイント
Total Host Sector Write ユーザーが書いた総量 大きければ使い込みが激しい
Host Program Page Count ホスト由来の実際の書き込み 少なければ圧縮が効いてるかも
Background Program Page Count SSD内部処理による書き込み 多いと寿命への負担が増えている可能性
🔧 寿命への影響
SSDの劣化は「実際にNANDに書き込まれた総量」によって進行します。
つまり:
総NAND書き込み量 = Host Program Page Count + Background Program Page Count
✅ まとめ
項目 意味 単位
Total Host Sector Write ユーザーが書き込んだ総データ量 セクタ(512B)
Host Program Page Count 実際にNANDに書き込まれたホストデータのページ数 ページ(通常8KB~16KB)
Background Program Page Count 内部処理によるNAND書き込みページ数 ページ
これらを比較することで、SSDの「実使用 vs 内部消耗」のバランスや寿命への影響が推測できます。



