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iPad その2

カテゴリ : 
Apple » iPad
ブロガー : 
ujpblog 2010/4/5 19:20
 アメリカでiPadが発売された事で,ニュース的にも日本の電子書籍にまつわる話で盛り上げようとしている感じがありますが,iPadはダイナブックだとおもうのです.

 と,嫁さんに言ったら「ダイナブックは東芝じゃないの?」と言われ,寂しいものです...

 パソコンの父として有名なアラン・ケイが提唱した理想のコンピュータがダイナブックであって,その定義がダイナブック構想.東芝のノートパソコンはそこからネーミングを拝借しただけであって,ダイナブック構想とは全く関係ないです.

 ダイナブック構想とは,1972年頃のもので,次の様なものとして定義していました.

1.本の様なデバイスでGUIで操作
2.文字以外にも音声や映像を扱える.
3.ネットワークにも接続できる
4.子供も使える
5.A4サイズ程度で持ち運ぶ事も可能な小型コンピュータ

 暫定ダイナブックとして動作していたAltoをスティーブ・ジョブスが見て,その後Macintoshに繋がって行くという話になります.

 時折アラン・ケイのインタビューで「現在のMacはダイナブックか?」というような問いかけをして「近いけど違う」と返答されのを何度かみていますが,まさにiPadは「ダイナブック構想」を実現したものなのではと,思っています.

 Altoで使われていたSmallTalkは,現在はObjective CとしてiPhoneの開発環境として進化していますね.

A Personal Computer for Children of All Ages(英語)
http://www.mprove.de/diplom/gui/kay72.html

 東芝のおかげでDynaBookが先に使われていたので,AppleではPowerBookという名前になっり,当時Appleに在籍していたアラン・ケイは残念がったという話を聞いた事があります.

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