2007-05-15
中高年の星! 綾小路きみまろの本. 中身は講演テープから起こしたというネタと,合間に学生時代を主軸とした生い立ちが書かれている.
基本的には,賢い人であるには変わりないのですが,TVにあまり出ないのはネタを長持ちさせるためという計算高い部分もあります. 志村ケンが著書で「バカ殿は1年半に1回」という飽きられないけど忘れられない間隔で制作しているとしていましたが,それに近いか.
ネタは練られているのですが,ギリギリのネタもあるので1つのネタを完成させるのに2〜3年かかると書いてありました. 講演でお客様の反応を見ながらギリギリの話をしていく現場主義のようです.
生き方というか色々なシーンの選択の仕方についての記載は面白いのですが,大半を占める「ネタ」部分が,テープから起こしていると言うことで重複が多いのが読みづらい部分でした.
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