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書評:千年、働いてきました
2007-04-01
 長続きしている会社を紹介してる本.
 世界で一番社歴の長い会社は金剛組.聖徳太子の時代で,四天王寺の建設が最初の仕事らしい.

 IT業界に属していると,ドッグイヤーだとかラットイヤーだとか短時間で成果を出すようなスケジュール感,価値観で仕事をやるわけですが,この本を読むと,もっと人間として,日本人として,そういう立ち位置・原点の確認も必要だなと,思いました.

 企業寿命がだんだんと短くなっている中で,100年以上続いてきた老舗の秘訣を解き明かすというは興味あるなぁと思って手に取ったのですが,

1.変化に対応
2.しかし基本を失わない
3.長期的視点
4.小ささ

 たとえば林業の人は木を植えたら孫の世代に収穫という,そういうスパンですね. 桃栗三年柿八年? 熟練工を育てるには数十年の経験.
 偶然「DASH村」を見ていたら,ガラス細工を作るコーナーがあって,そこでTOKIOのメンバーに指導している人は,巧みに溶けたガラスを操りながら「これが出来るようになるまで10年」とか言ってました.

 ITの世界でも,3年後のそこに自分がいるイメージを作れる仕事なのか否か,3年後にも価値のある物なのか? 客観的に見ると軽い企画が多いなぁとおもいますね.

 先の金剛組は,昨年倒産しました.でも,再生しました. 1500年近く続いている会社の場合,倒産なんて今回が最初ではないという. 「本当に必要な会社は,生かされる」

 わしも,サーバをやりはじめて10年. アプリケーションサーバ,データベースサーバときて今は統合的に. 微妙に変化に対応してきたと言うことか.

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