Windows Vistaが発売されました. WindowsXPすら,誰かの操作サポート以外で使ったことがないので最近のWindowsをよく知らないのですが,ちょっと勉強してみます.
MicrosoftのWebサイトを参考にしました.
Microsoft Windows Vista : アップグレードする前に確認すべき情報●Windows Aero
Windowsの外観,視覚効果が変わるものですね. 2000年頃のMacOS X 10.0ベータ版以降に搭載されている搭載されているGUIエンジンのAquaですね.
●Windowsグラス
ウインドウなどが半透明になる機能だそうです. 2000年頃のMacOS X 10.0ベータ版以降に搭載されている半透明オブジェクトとおなじようなものですね.
●動的ウィンドウとライブ タスクバー サムネイル
ウインドウを最小化するとアイコン化する機能ですが,2000年頃のMacOS X 10.0ベータ版から搭載されているDockと同じですね.
●Windowsフリップ&Windowsフリップ3D
開いているウインドウを縮小して並べて一覧表示させる機能で,2003年頃のMacOS X 10.3で搭載されたExposeと同じですね.
●Windows Defender
スパイウェアを発見するソフトです.これはMacOSには類似機能がありません. デフォルトでは毎日午前2時にスキャンしてくれるそうですが,そろそろPCも24時間電源ON時代なのでしょうね.
●Windwos DVDメーカ
ビデオ編集したデータでDVDビデオを作成するソフトですね.Macだと2001年春には存在していたiDVDのようなものです.
●Windows Media Center
Windows Media Playerの進化版でしょうか. 音楽と写真とムービーを再生・管理できる機能となるので,MacでいうとDVDプレイヤとiTunesとiPhotoが一緒になったもののようです. iTunesは2001年1月リリース,iPhotoは2002年頃にはあったようです.
●Internet Explorer 7
タブブラウズとボタンなどが必要最低限にシンプル化されたようです. MacでいうとSafariのベータ版0.9が2003年2月にサポートした機能ですね.
●WindowsムービーメーカとムービーメーカHD
動画編集ソフトですね. HDというのはハイビジョンですから,2006年5月に発売のiMovie HDと同等な感じでしょうか.
●クイック検索
ハードディスク内にある情報を検索する機能ですね. 2005年4月発売のMacOS X 10.4に搭載のSpotlightと同等でしょうか.
●ネットワークと共有センター
ネットワーク接続を管理する機能だそうです. 問題発生時にはトラブルシューティングができるようです. きっとMacOSにもいつからか搭載されているウィザード形式で設問に答えていくと原因がわかってそのまま設定していくやつでしょうか.
昔のWindowsは頻繁にハングアップするというのが問題でしたが,Windows2000以降はネットワーク接続に関するものが大半のようですので,これはユーザサポートとか社内ヘルプデスク作業の軽減につながるのかも,しれませんね.
●フォトギャラリー
写真を管理するソフトです. iPhotoと同等ですが,先のWindows Media Centerでは再生に特化しているようですが,このフォトギャラリーでは管理が主要のようです.
●保護者による制限
子供が実行できる操作を管理できる機能だそうです.MacOSではペアレンタル機能といって,MacOS X 10.4から搭載されているのですが,Macにないのがコンピュータ利用時間の制限ですね. 「TVは1日2時間まで」って,子供の頃にいわれている家庭があると聞きましたが,まさにそれを実現できるようです.
●基本的なファイルのバックアップおよび復元
「基本的な」という部分と上位エディションしかフル機能がないので,誤解を生みそうです. バックアップ機能こそ,全エディションに追加すべきものだと思いますが.
Macの場合は,外付けディスクを接続してOS丸ごとコピーや,ユーザディレクトリ丸ごとコピーで復元できるので,そもそもバックアップ機能をあえて明示的に搭載してないでので,もっとアピールするべきだとも思います.
●高速スリープと再開
これは,Macだと1991年発売のPowerBookから搭載されていた機能ですね. iMacですら,瞬間的なスリープと再開ができます.
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ということで,Windowsの最新機能やっと約2年前にデビューしたMacOS 10.4に近づいた訳ですから,これは買うべきでしょう.