2〜3分検索してみたのですが,イラクでの自衛隊による援助活動は,2006年5月31日現在,約600人なのだそうです.
防衛庁・自衛隊:国際社会における自衛隊の活動状況 なぜ,そんなことを調べたのかというと,週刊誌の記事で,イラクに行った自衛隊員のうちの6名が,帰国後自殺しているという事実があるという記事を目にしたからでした. 600人で6人なら,1%です.
その記事によると,イラクに派遣された自衛隊員は,法律的に踏み込んだ判断だったので,不祥事があってはいけないので比較的問題を起こしにくい人が選ばれていたそうなのですが.
防衛庁の見解としては,派遣と自殺の関連性について証明できないと言うことですが,これは客観的に多いでしょう.
1500人の会社組織に当てはめると,15人.派遣は2年程度だから1年で7人以上の自殺となる計算です. 日本では1年に3万人以上,自殺で亡くなるという事なので,1億2千万の人口と仮定して4000人に一人ですから,どう計算しても確率が高い.
完全撤退が報道されてから2週間ほどですが,もう,まったく報道されません. というか,「完全撤退」と言われるまで,私自身も「忘れていた」感は,否定できません.
撤収後の心のケアが重要ですが,どうなるんでしょうか.