早速カミさんのドライヤーを借りて加熱してプライヤーで引っ張り上げる．ネットで調べると四方八方を１，２分とか10秒程度とか色々な説があるけれど，今は冬で寒いので夏と条件は違うし，あまりにも加熱するとバッテリが爆発するのでは？なんて思いもあるし熱いと本体に触れなくなるので，これがとても難しい．
　必ず取れると信じて手で持てる程度に加熱し，何度も吸盤で引っ張ることを繰り返していると，20分くらい奮闘していたら画面部分と本体の間に隙間が出てくるようになって，そこを突破口にして開封できた．
　バッテリ交換作業の動画や手順の写真サイトではこの部分がサラッと表現されているけど，最高難易度がここにある．根気よく何度もやっているとそのうち緩んでくるというのが必勝法かな．

　開腹できたら，次の難題はバッテリの取り外し．（その前にネジを外す際の老眼との戦いもあるが）


　バッテリは両面テープで本体に貼り付けてあって，それを引っ張って取り出すのが解説サイトにあるけど，やはり寒い時期だからか引っ張り上げている序盤で破れ取れてしまう結局付属していたヘラを使って引き上げる形に．
　その際にバッテリが変形するのがとても怖い．やっぱりリチウムイオン電池なので爆発が怖い．被害を最小限に抑えるために交換作業前にバッテリは使い切っておくのが必須だね．

　そして交換後の状態．


　バッテリが64%充電されていたのですぐ電源が入りました．これで一安心なんだけど，この白い紐の残骸．これはiPhoneの本体と画面部分の隙間を埋めていた粘着テープの残骸だけど，これがないということは防水性能は無いということになります．
　これまで水没させたことはないけど，野外で使う時の雨とかには今まで以上に気をつけなければいけませんな．