2002年のドラマ．渡瀬恒彦，伊東四朗のタイプ．

　伊東四朗が12歳になる鉄分多めの息子を連れて，妻のあき竹城のいる釧路へ，特急おおぞらに乗って向かうも，気づいたら息子が行方不明．車掌に探してもらうと途中の池田駅で男女に連れられて下車を確認．席に戻ると封筒に誘拐の案内が．翌日犯人の指示通りに，特急おおぞらで札幌に向かうも，犯人に要求されメロンジュースを飲むと睡眠薬が入って爆睡．気がつくと男女２名を殺害しそのナイフを手にしていた．

　この十津川シリーズで，初めて車中で殺人事件が起こるのを見た．それにしても２名殺されたのに現場検証もそこそこに特急は出発してしまうシーンは現実離れだな．．．

　先日，特急おおぞらに乗ったけれど，４時間以上かかるからね．新千歳〜釧路間で飛行機があるくらい．やはり，「子供が鉄ちゃん」という設定じゃないと無理だね．東京から札幌経由で釧路なんて．それにしても，あき竹城は43歳で出産したことになるから高齢出産という設定か．
　劇中歌として，カーペンターズの曲が流れる．なぜに？と思っていたけれど，実はこれが重要なキーとなっていた．