はじめに
新型コロナウイルス対策として在宅勤務している際に,職場のPCに気軽に接続してしまおうという,NTT東日本とIPAの実証実験システムの,クライアント(つまり家のパソコン)のインストールと接続を行ってみる.
ちなみに,今回利用するのはWindows 10 ProfessionalのPCで,会社のPCは,Windows 10 Homeである.構成としてはありえないか.
この作業を行う前にサーバ側の設定を終えて,コンピュータIDを入手しておく必要がある.
ThinClientを実行してサーバに接続する.
ZIPファイルを展開すると,ThinClient.exeがあるので,実行する.
今回は,Windows Defenderが反応した.組織によって導入されているアンチウイルスソフトが反応するかもshりえない.
今回は,[詳細情報]を選択する.
発行元が,Daiyuu Noboriとある.検索すると,筑波大学やソフトイーサに関わる人のTwitterが.
Daiyuu Nobori https://twitter.com/dnobori
今回のシステムのゲートウェイの作者かな.
起動すると,コンピュータIDを入れる画面になる.
まずは,設定に何があるか確認.
共有設定では,クリップボードやハードディスクのマウントなどを設定できる.このあたりはMicrosoft Remote Desktopとできることは同じ.
今回は何も変更しないままなので,[OK]ボタンを選択.
次に,オプションを確認.
ここはネットワーク関連.自宅で?プロキシを使っている場合は,それを設定する.あるいは,組織側が特別にプロキシを用意しても良いのかもしれないな.
そして気になるのは,microsoft.comから自動的にmstsc.exeをダウンロードするという下り.
mstsc.exeは,Microsoft Terminal Service Clientのことだけれぢ,Windows XP以降ではサポートされています.これ以前のOSを利用している場合,そのOS用のクライアントをダウンロードするということ.
つまり,Windows 2000でも動くということかな...
今回は,クライアント側もWindows 10なので,何も指定せず.
早速,コンピュータIDを設定して接続.
自分で設定したパスワードを入力する.
接続されましたが,サーバがWindows 10 Homeなので少し遅いと警告が.
接続したPCは,ネットワーク的には問題なく動作しています.操作する対象のPCが,7年前の2013年に購入した2007年発売のPCなので.