UJP - 技術情報2 : Oracle database 12cをWindows Server 2008にインストール Oracle/12c/install/database/windows2008

Life is fun and easy!

不正IP報告数

Okan Sensor
 
メイン
ログイン
ブログ カテゴリ一覧

はじめに anchor.png

 このドキュメントでは,Oracle 12c databaseをWindows Server 2008にインストールする手順を示す.インストール専用のoracleアカウントを作成し,作成したユーザでログオンしてインストールを進める.

Page Top

モジュールの入手 anchor.png

 Oracle 12cのソフトウェアは以下からダウンロード出来る.(要OTNアカウント)

http://www.oracle.com/technetwork/jp/index.html

Page Top

準備 anchor.png

Page Top

要件確認 anchor.png

 Oracle 12cのデータベースをインストールする為の最低要件.

項目説明
物理メモリ2GB以上
仮想メモリ16GB
項目設定
物理メモリ2GB以上
仮想メモリ(物理メモリ2GB以上,16GB未満の場合)物理メモリのサイズと同じ
仮想メモリ(16GB以上の場合)16GB
ディスク容量(Oracle用)6GB
ディスク容量(テンポラリ領域)1GB
ディスプレイ解像度1024x768以上
ファイルシステムNTFS

 テンポラリ領域とは,環境変数%TEMP%や%TMP%で設定された場所.

Page Top

インストール用ユーザの作成 anchor.png

  • OSに専用のユーザを作成する.
  • サーバーマネージャを起動して,ローカルユーザとグループを開く.
    Oracle12cWinUser001.jpg
  • 右クリックで[新しいユーザ]を選択.
Oracle12cWinUser002.jpg
  • [ユーザは次回ログオン時にパスワード変更が必要]のチェックを外す.
Oracle12cWinUser003.jpg
  • そのままだと次のユーザを作成する事になるので[閉じる]ボタンを押してユーザ作成を終了する.
Page Top

インストールユーザにグループを所属させる anchor.png

 oracleインストール用アカウントには管理者権限がない事が好ましいとされているが,ここではアクセス権が優位なAdministratorsグループにoracleアカウントを所属させる.

Oracle12cWinUser004.jpg
  • 作成したユーザのプロパティを開く.
    Oracle12cWinUser005.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWinUser006.jpg
  • "administrator"と入力し,[名前の確認]ボタンを押下する.
    Oracle12cWinUser007.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWinUser008.jpg
  • aministratorグループ権限を適用できた.
Page Top

ダウンロードモジュールを結合する anchor.png

  • OTNでダウンロードして入手したZIPファイルは,次の様に2つある.このZIPファイルを展開後,結合する必要がある.
Oracle12cWin001.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin002.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin003.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin004.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin005.jpg
  • 続ける
  • 展開した2of2のComponets以下にある5フォルダ(画像下)を,1of2のComponents配下に移動する.この時他のフォルダに間違って移動しない様に気をつける.
Page Top

Oracle Universal Installerを使ってインストール anchor.png

  • setup.exeを実行してインストールを開始する.
    Oracle12cWin006a.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin006b.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin007.jpg
  • 続ける
Oracle12cWin008.jpg
  • 続ける
  • Oracleの有償サポート契約に入ってなければメールアドレスを入れても案内は来ないと思うけれど,入力しないと次の画面で警告がでる.
    Oracle12cWin009.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin010.jpg
  • 続ける
  • 今回のインストールでは初期データベースも作成する.
    Oracle12cWin011.jpg
  • 続ける
  • ここでは「サーバクラス」を選択する.「デスクトップクラス」とは普通のパソコン用という位置づけだが,インストールされるソフトウェアに変わりはなく単一インスタンスのセットアップとなる.サーバクラスだとRACの設定等がでてくる.
    Oracle12cWin012.jpg
  • 今回は普通にインストールを進めるので,単一インスタンスを選ぶ.
    Oracle12cWin013.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin014.jpg
  • Oracleが稼働する為の専用のアカウントを作成してないので,OSの組込みアカウントを使用する.
    Oracle12cWin015.jpg
  • 警告が出るが問題ないので進む.
    Oracle12cWin016.jpg
  • アプリケーションの配置はデフォルトのままとする.
Page Top

初期データベースのパスワードを設定する anchor.png

Oracle12cWin017.jpg
  • 管理者用のパスワードが強化されているのでヘルプを確認する.
    Oracle12cWin018.jpg
Page Top

パスワードの最少条件 anchor.png

  • 次の様な条件となっている.
    • 最大30文字
    • 空のパスワードは使えない
    • ユーザ名はパスワードに出来ない
    • sysアカウントのパスワードはchange_on_install以外にする
  • change_on_installとは過去のOracleのsysユーザのデフォルトパスワードで,パスワードにその意味を込めているにもかかわらずそのままの人が多いのでこういう制限を付けたのでしょう...
Page Top

パスワードの推奨事項 anchor.png

  • これらのルールを守らないとパスワードの設定が出来ません.
    • 小文字を1文字以上含める
    • 大文字を1文字以上含める
    • 数字を1文字以上含める
    • 8文字以上
    • アンダスコア,ドル記号およびシャープを含む事ができるデータベースのキャラクタセットを使用する
    • 特殊文字を含む場合はパスワードを数字や記号で始める場合はパスワードを二重引用符で囲う
    • 実在の語は使用できません
  • パスワードの複雑性が求められているが,感嘆符!を使うとエラーになるので注意する.
    Oracle12cWin019.jpg
  • これまでに応答した内容でインストール構成中.
    Oracle12cWin020.jpg
  • インストールで選択して来た内容を確認する.これ以降はファイルのコピー等が行われる.
    Oracle12cWin021.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin022.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin023.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin024.jpg
  • 続ける
    Oracle12cWin025.jpg
  • 成功したとなっているので終了! :-D

トップ   差分 バックアップ 複製 名前変更 リロード   ページ新規作成 全ページ一覧 単語検索 最新ページの一覧   ヘルプ   最新ページのRSS 1.0 最新ページのRSS 2.0 最新ページのRSS Atom
Counter: 12402, today: 2, yesterday: 0
最終更新: 2014-02-11 (火) 00:26:27 (JST) (3720d) by shinnai(shinnai)

広告スペース
Google