2008-05-29
27日発行の東京IT新聞に出てますが,iMenuのサイト掲載順を入札制を導入するようです.
そもそも,iMenuへの掲載順序は,ユーザ数とかアクセス数等の多い順でk待っていますが,それをオークションして高い値段を出した人から順に掲載される様に変更されるという事です.
なぜ入札するかというと,iMenuの上位に掲載されているコンテンツは入会者が多いから.ただそれだけです. キャラクター物とかでユーザがはっきりと目的を持ってアクセスしてくる場合は関係ありませんが,「どこのサイトでも良いので着メロを探す」というような場合は,iMenuからたどって,とりあえず一番上にあるものがクリックされ入会に繋がる導線が強いのです.
実際,通信キャリアのトップページには,GoogleやYahoo!等の検索エンジン窓を設けて検索させようとしていますが,やっぱりある程度整理されているディレクトリ型のiMenuの方が,今は強いみたいです.
検索エンジン頼みの場合は,SEO対策等をきっちりやらないと検索トップにこないわけで,さらに検索エンジンの判断基準は公開されて無くていつ「Google八分」状態になるか解らないというリスク面に対して,メニュー掲載順オークションだと費用対効果的な面でのロジックは簡単.金額を多くかけただけ良いポジションが得られます.
一応,試験導入という予定で,狙いは「上位コンテンツが代わり映えしないのでシャッフルして活性化」みたいな事なのですが,広告料として考えたら,結局上位コンテンツプロバイダはお金を持っているので下位とは使える金額が違う. 差が広がるだけのような感じですな. 勝ち組は圧倒的,負け組も圧倒的にマケルづけるというか...
docomoにしてみれば,新たな税金という感じですから,痛みは少ないのかなぁ.
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