2008-05-20
ちょっと古い本. ブックオフで見つけたので購入.
どれくらい古いかというと,2004年11月発売で,ストーリの最後は「おサイフケータイ」とかが出てくる感じです. つまり4〜5年経っているので,この本に書かれている近未来予想が,どれくらいなものになっているか,という採点が可能な部分があります.
著者は「トヨタとホンダ」という本も執筆しているので,その対比としてのドコモとKDDIの企業戦略や内情,キーマンのインタビュー等が載っているというものですね. 何人か面識のある人の名前が出てて,あの人の昔の仕事はこれだったのかーとか,思ってみたりしました.
KDDI自体は巨大な会社となっていますが,合併を繰り返した生い立ちのような所もあり,第2電電なので京セラ資本も入っていて,ベンチャー魂というか,そういうものをピックアップしていました.
ただ,イメージ的に世論も含めて,巨大で保守的なドコモと,革新的で若者向けのKDDIという図式に持って行きたそうなのですが,意外とそうでもないという風に,肌で感じているんですけどね.
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